夢のマイホームを買う人と売る人 その1

こ数年、夢のマイホームを購入する人やそのマイホームの売却を余儀なくされる人がいる。

マイホームを購入する場合は「家」だけではなく、必ず「子供の教育資金確保のこと」や「老後資金の確保のこと」を十分に考慮した上で、購入の是非、物件価格の大きさや頭金の投下額すなわちローン総額、さらにはローン期間を検討しなければならない。

「不動産業者や銀行が言うがままローン期間は35年」「ローン減税を使うために、頭金投下額を減らす」「最長でローン期間を設定して、繰上返済していく」なんて安易に考えないで欲しい。

巷では「変動金利で借入れるか?固定金利か?」「団信付きにするか?しないか?」「三大(八大)疾病付きローンにするか?しないか?」「主人だけでローン設定するか?ペアーローンにするか?」などなど、金融商品としてのローンの種類ばかりが検討されていて肝心かなめの話し合いが抜け落ちているように感じる(さらには消費税が上がる前か、上がった後に買うかも)。

まずは「家が買えるのか?」「ローンは本当に完済できるのか?」そして一番重要なことは「子育て資金や老後資金作り、さらには日々の生活に悪影響が出ないのか?」をまず検討すべきである。「今、負担する家賃が●万円だから、ローンの支払いは●円でよい」は、あまりにも危険だ。

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